BLOG

CYPEのはじめかた

CYPEソフトウェアのライセンスについて

CYPEは各ソフトウェアごとに、以下の4種類のライセンスを提供しています。

  1. プロフェッショナル版
  2. 一時ライセンス版
  3. キャンパス版
  4. 評価版

評価版は連絡の必要なく無料でアクセスすることができ、プロフェッショナル版と一時ライセンス版、およびキャンパス版は日本代理店を通じて購入・アクセスする必要があります。(CYPE本国の公式ホームページからも購入することができますが、この場合日本におけるサポートを受けることができません。)

なお、CYPE ArchitectureやOpenBIM Analytical Modelなどのソフトウェアは無料開放のソフトウェアのため、ライセンス認証の必要なくインストールをするだけで誰でも利用可能です。

ソフトウェア名機能
CYPE Architecture建築BIMモデル作成
OpenBIM Layout建築BIM図面作成
CYPE Construction Systems壁材・窓材作成/編集
OpenBIM Analytical Model解析モデル作成
CYPETHERM LOADS熱負荷計算
CYPETEL WirelessWi-Fi機器配置計算

一時ライセンス版

このバージョンでは、使用時間とプログラムへのアクセスをカスタマイズすることができます。主な用途は、一時使用目的での使用ですが、個人でもご利用いただけます。

一時ライセンスは、CYPE が提供するアクセスキーを使用して、プログラムとモジュールを一時的に使用できるバージョンです。常時インターネット接続が必要です。このバージョンは、アカデミー、大学、その他の学習センターで教えられる CYPE プログラムコースで使用するために考案されています。

一時ライセンスを利用するためには、CYPEチームに連絡をして、ライセンス発行のための無料の顧客登録をする必要があります。

キャンパス版

キャンパス版は一時ライセンス版に似ていますが、Eduroam(大学や研究機関などの教育機関の間で、キャンパスの無線LANを相互に利用できるサービス)を前提として動作するパブリックネットワークで使用するために特別にデザインされています。

キャンパスバージョンは、世界中の多くの大学(ヨーロッパ、カナダ、米国、および中国、日本、オーストラリア、ニュージーランドなどのアジア・オセアニアの一部の国)と同様に、Eduroam1(教育ローミング)で機能する大学のパブリックネットワークで使用するために特別に設計されています。キャンパスバージョンでは、CYPEプログラムとモジュールを大学で特定の期間(通常は1つの学術コース)実行できます。プログラムを使用するには、CYPEまたは大学から提供されたキーを導入し、常時ブロードバンドインターネット接続が必要です。

キャンパス版を利用するためには、CYPEと研究機関・教育機関の間で合意を結び、利用者の情報を登録する必要があります。

評価版

評価版は無料でご利用いただけますが、使用期間に制限があります。CYPEソフトウェアについて実際に使用することで機能を知っていただくためのライセンスです。

評価版は、ご希望の方であればどなたでも、一定期間すべてのソフトウェアを無料でご利用いただけます。CYPEチームへの連絡や顧客情報の登録も必要ありません。

評価版では、CYPEのすべてのソフトウェアを10日間無料でご利用いただけます(連続使用は必須ではありません)。この期間中は、プログラムのすべてのオプションを利用することが可能です。インターネットへの常時接続が必要です。10日間は短い期間に思えるかもしれませんが(ほとんどの試用版はインストール後30日間使用できます)、連続使用ではないため、平均して週に1回、2ヶ月以上使用するのと同等の期間となります。当社の評価版は、日数は短いものの、使用期間に制限はありません。

評価版ではプログラムの評価を中断し、後日再開することができます。CYPEは、評価版を通じて、まだ業務ツールとしてソフトウェアを使用していない建設業界の方々に、義務や制限なしにソフトウェアをご紹介したいと考えています。私たちは、当社のプログラムの高いポテンシャルを信頼しており、お試しいただいた方の多くが、日常業務のためにプロフェッショナル版のご購入を検討していただけると確信しています。評価版では、お客様がまだ入手していない新しいバージョンやプログラム、モジュールを試すこともできます。


デジタル建設合同会社はスペインBIM企業 CYPE Ingenieros S.A.社の日本市場パートナーです。
日本市場に特化したマーケティング活動と技術サポートサービスだけでなく、国外企業との取引の際に心配な財務プロセスの違い(売掛金など)にも、日本の法人として対応します。

記事一覧に戻る
ページトップ