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デジタル建設の技術ブログです。
海外の新しい技術やサービスついて、日本での導入事例などを紹介します。
海外製品と日本製品を比較した際にどのような違いがあるのか、また導入時のポイントなどを解説しているので、ぜひ導入検討の参考にお役立てください。

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CYPEのはじめかた
  • CYPEのはじめかた
    CYPEソフトウェアのライセンスについて
    CYPEは各ソフトウェアごとに、以下の4種類のライセンスを提供しています。プロフェッショナル版一時ライセンス版キャンパス版評価版評価版は連絡の必要なく無料でアクセスすることができ、プロフェッショナル版と一時ライセンス版、およびキャンパス版は日本代理店を通じて購入・アクセスする必要があります。(CYPE本国の公式ホームページからも購入することができますが、この場合日本におけるサポートを受けることができません。)なお、CYPEArchitectureやOpenBIMAnalyticalModelなどのソフトウェアは無料開放のソフトウェアのため、ライセンス認証の必要なくインストールをするだけで誰でも利用可能です。ソフトウェア名機能CYPEArchitecture建築BIMモデル作成OpenBIMLayout建築BIM図面作成CYPEConstructionSystems壁材・窓材作成/編集OpenBIMAnalyticalModel解析モデル作成CYPETHERMLOADS熱負荷計算CYPETELWirelessWi-Fi機器配置計算プロフェッショナル版プロフェッショナル版ライセンスの所有者は、取得したプログラムとモジュールをいつでも利用することができます。このバージョンを購入したユーザーは、いつでもご利用いただけます。購入したすべてのCYPEプログラムとモジュールに、期限なくアクセスできます。つまり、プログラムは無期限*でご利用いただけます。CYPEプロフェッショナルバージョンでは、ユーザーが取得したプログラムとモジュールにアクセスするためのデバイスまたは電子安全キーを所有している必要があります。この安全デバイスは、物理的なもの(物理電子キー)または仮想的なもの(電子ライセンス)のいずれかです。物理電子キーはライセンス取得時にクライアントに送付され、購入したCYPEプログラムとモジュールの使用許可がすべて記録されています。電子ライセンスを使用することで、ユーザーはインターネット(個人名とパスワードによる事前認証)経由で、取得したプログラムとモジュールが保存されているCYPEサーバーにアクセスできます。ユーザーは常時ブロードバンドインターネット接続が必要です。このライセンスはフローティングライセンスなので、特定の端末に固定されることなく複数のユーザー(コンピュータ)が同じライセンスを使うことができます。一時ライセンス版このバージョンでは、使用時間とプログラムへのアクセスをカスタマイズすることができます。主な用途は、一時使用目的での使用ですが、個人でもご利用いただけます。一時ライセンスは、CYPEが提供するアクセスキーを使用して、プログラムとモジュールを一時的に使用できるバージョンです。常時インターネット接続が必要です。このバージョンは、アカデミー、大学、その他の学習センターで教えられるCYPEプログラムコースで使用するために考案されています。一時ライセンスを利用するためには、CYPEチームに連絡をして、ライセンス発行のための無料の顧客登録をする必要があります。キャンパス版キャンパス版は一時ライセンス版に似ていますが、Eduroam(大学や研究機関などの教育機関の間で、キャンパスの無線LANを相互に利用できるサービス)を前提として動作するパブリックネットワークで使用するために特別にデザインされています。キャンパスバージョンは、世界中の多くの大学(ヨーロッパ、カナダ、米国、および中国、日本、オーストラリア、ニュージーランドなどのアジア・オセアニアの一部の国)と同様に、Eduroam1(教育ローミング)で機能する大学のパブリックネットワークで使用するために特別に設計されています。キャンパスバージョンでは、CYPEプログラムとモジュールを大学で特定の期間(通常は1つの学術コース)実行できます。プログラムを使用するには、CYPEまたは大学から提供されたキーを導入し、常時ブロードバンドインターネット接続が必要です。キャンパス版を利用するためには、CYPEと研究機関・教育機関の間で合意を結び、利用者の情報を登録する必要があります。評価版評価版は無料でご利用いただけますが、使用期間に制限があります。CYPEソフトウェアについて実際に使用することで機能を知っていただくためのライセンスです。評価版は、ご希望の方であればどなたでも、一定期間すべてのソフトウェアを無料でご利用いただけます。CYPEチームへの連絡や顧客情報の登録も必要ありません。評価版では、CYPEのすべてのソフトウェアを10日間無料でご利用いただけます(連続使用は必須ではありません)。この期間中は、プログラムのすべてのオプションを利用することが可能です。インターネットへの常時接続が必要です。10日間は短い期間に思えるかもしれませんが(ほとんどの試用版はインストール後30日間使用できます)、連続使用ではないため、平均して週に1回、2ヶ月以上使用するのと同等の期間となります。当社の評価版は、日数は短いものの、使用期間に制限はありません。評価版ではプログラムの評価を中断し、後日再開することができます。CYPEは、評価版を通じて、まだ業務ツールとしてソフトウェアを使用していない建設業界の方々に、義務や制限なしにソフトウェアをご紹介したいと考えています。私たちは、当社のプログラムの高いポテンシャルを信頼しており、お試しいただいた方の多くが、日常業務のためにプロフェッショナル版のご購入を検討していただけると確信しています。評価版では、お客様がまだ入手していない新しいバージョンやプログラム、モジュールを試すこともできます。デジタル建設合同会社はスペインBIM企業CYPEIngenierosS.A.社の日本市場パートナーです。日本市場に特化したマーケティング活動と技術サポートサービスだけでなく、国外企業との取引の際に心配な財務プロセスの違い(売掛金など)にも、日本の法人として対応します。CYPE日本チームにコンタクト
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  • CYPEのはじめかた
    CYPEソフトウェアのインストール方法
    CYPEソフトウェアのダウンロード~インストール・ライセンス認証までの手順をご案内します。1.BIMserver.centerに登録するはじめに、BIMserver.centerのWebページにアクセスし、BIMserver.centerのアカウントを作成します。ユーザー名/メールアドレス/パスワードを設定することでBIMserver.centerアカウントを取得できます。2.インストーラをダウンロードする登録・ログインができたら、BIMserver.centerStoreに移動します。次に、目的のソフトウェアのページにアクセスします。ソフトウェアはカテゴリや名前から探すこともできます。ここでは例としてCYPEHVACをダウンロードします。[ダウンロード]ボタンを押し、インストーラのダウンロードが開始されます。3.ソフトウェアをインストールするダウンロードされたファイルを開くとインストーラが起動します。下図のウィンドウが表示されたら、言語を選択し、ダウンロードを開始します。[ダウンロード後自動的にインストールする]にチェックをいれると、自動的にインストールまで行われます。ダウンロードが終了するとライセンス規約・責任条項への同意等の画面を経て、ライセンスのバージョンを選択する画面が現れるため、所持しているライセンスに応じてこれらを選択してください。ライセンスがを所持していない場合、評価版を選択することで10起動日利用することができます。ライセンスに関するより詳しい説明はこちらからご覧いただけます。[終了]を押すとインストールが完了します。4.BIMserver.centerアカウントにログインするBIMserver.centerと連携してプロジェクトを扱うためには、BIMserver.centerアカウントにログインする必要があります。ソフトウェアを起動し、ウィンドウの右上に「ログイン」という部分をクリックします。さらに[ログイン]をクリックし、Webページに遷移したらログイン情報を入力します。画面を進め、ソフトウェアに戻るとログインが完了します。画面の右上からログイン状態を確認することができます。5.ライセンスを適用するBIMserver.centerのプロジェクトと接続するためには、ライセンスが必要です。以下にライセンスを適用する手順を説明します。※ソフトウェアライセンスとBIMserver.centerのアカウントは別個の異なるものであることに注意してください。ソフトウェアを起動し、左上のアイコンをクリックするとメニューが表示されます。メニューの[電子ライセンスを使用する]を選択します。下図のウィンドウが表示されたら、ライセンス情報(電子メール、パスワード)を入力します。ライセンス情報は利用者の指定したメールアドレスに送付されます。適用したライセンスは、メニューの[電子ライセンスを管理する]から確認することができます。以上がCYPEソフトウェアのダウンロード・インストール~ライセンス登録までの流れとなります。デジタル建設合同会社はスペインBIM企業CYPEIngenierosS.A.社の日本市場パートナーです。日本市場に特化したマーケティング活動と技術サポートサービスだけでなく、国外企業との取引の際に心配な財務プロセスの違い(売掛金など)にも、日本の法人として対応します。CYPE日本チームにコンタクト
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